KKT会員の平岡です。東京在住の際に会員になってから、早いもので数年経ちました。
東京→鹿児島→福岡→大分(R6.4~)、コロナ禍ではWEB講演会が主だったので、なかなか参加できませんでしたが、リアル(対面)の講演会も増えてきているようなので、今年度は「タワーホール船堀」で皆様に再会できればと思っています。
さて、大分県というと、皆さま何を思い浮かべるでしょうか?
〇〇〇、△△△、□□□、●●●、▲▲▲、。。。
色々あると思いますが、初めての大分勤務で知ったのが、
(大分は)「かぼすの生産量日本一」「温泉の源泉数日本一」「乾しいたけの生産量日本一」「サッシー(指原莉乃)の出身地」「昭和28年に国立公園高崎自然動物園(約1000頭の野生サルと出会える住処(山)に併設した自然動物園)が開園」など、他県にはない?特徴を持っているところです。
6月初旬に、引越荷物の仕分け作業が落ち着いて、別府ロープウェイに乗って約10分で鶴見岳山頂まで行ってきました。
鶴見岳山頂から由布岳を望む
鶴見岳山頂から別府市街地を望む
これから、いくつか土木業界のキーワード紹介をさせて頂きたいと思います。(※興味がわいて、より詳しく知りたいときには、末尾の連絡先までご一報ください)
【キーワード1:i-Construction2.0】
土木業界以外には、あまり馴染みのない言葉かもしれません。今どきの流行はDX(Degital Transformation)でしょうか。
もともとi-Construction(2016年度)からスタートしたのですが、昨今のデジタル技術の進展を受けて、建設現場のオートメーション化に舵を切ったのが「i-Construction2.0」です。
2040年度での実現を目指しています。実務的には、これまで5つのプロセスの個別最適化を目指していたのが、プロジェクト全体の最適化を図るといった方向にシフトしたイメージです。
【キーワード2:流域治水2.0】
気候変動に伴い頻発・激甚化する水害・土砂災害等に対し、河川内だけで対策を考えるのでなく、流域全体(集水域から氾濫域、河川区域など)で、あらゆる関係者(行政、NPO、地域住民など)により、水災害対策を推進する取り組みです。
全国に先駆けて、神奈川県の鶴見川で総合治水として取り組まれてきた概念をベースに、「流域治水(≒総合治水)」として取り組まれています。「流域治水2.0」とは将来の気候変動による河川流量増への対策を見込んだ施策を盛り込んだバージョンのことです。
その他、お伝えしたい土木業界の最新情報やキーワードも多数ありますが、今後対面でお会いした時に、情報交換できればと考えています。
九州にお越しの際は、大分県大分市にお立ち寄りください。
タイミングがあえば、会員各位と九州・大分でも交流できればと思います。今後とも、よろしくお願いします。
KKT会員 大分在住 平岡博志
連絡先:hiraoka.hi●gmail.com
(●を@に変換してください)